高雄で美味しい小籠包を探しているなら、地元の人がまず名前を挙げるお店があります。それが今回紹介する高雄 小籠包の名店、厚得福湯包麵食專賣店(Holdfu)です。実際に平日夕方に訪れ、看板メニューの鮮肉湯包から牛肉麵まで実食してきました。値段や店内の雰囲気、混雑事情等解説します。地元民のおすすめだけあって、納得の味でした。
高雄 小籠包の名店|厚得福湯包麵食專賣店(Holdfu)とは

厚得福湯包麵食專賣店は、高雄市苓雅区にある小籠包・麺料理の専門店です。創業は2004年3月。「忠厚得福気」という経営理念のもと、20年以上にわたって地元客に愛されています。
2019年には自強路から現在の成功一路へ移転しています。移転後は環境が良くなり、以前より客足が増えたそうです。Google評価は4.2、口コミ件数は8000件を超えていて、高雄でも屈指の人気店といえます。
店内では韓国語の会話が頻繁に聞こえるほか、日本人観光客の姿も多く見られます。海外のYouTuberが取材に訪れたという話もあり、国際的な知名度も高まっているようです。英語表記は「Holdfu」として海外向けにも紹介されており、高雄小籠包を求めて訪れる旅行者にとって定番スポットなのかもしれません。
お店の雰囲気と客席、混雑事情

店内は1階と2階に分かれています。1階は2〜4人用の四角いテーブルが中心で、家族連れが目立ちます。一方、2階には大きな円卓もあり、大人数の場合は2階に案内されると思われます。
今回は平日17時に訪問しました。この時間帯は店内に空席が目立ち、入店と同時に2階席に案内されました。ただし番号札を取って順番を待つシステムを採用しているところからして、混雑する時間帯は行列も覚悟した方がよさそうです。
実食レポート|鮮肉湯包・水餃子・牛肉麵
鮮肉湯包(7粒・1籠 100元)

まず注文したのは看板メニューの鮮肉湯包です。7粒入りで100元とお手頃な価格でした。皮は薄めで、蒸籠でそのまま提供されるタイプです。

肉汁はしっかりと感じられ、旨みは強いのに油っぽさは控えめでした。次々と箸が進む味わいです。味や皮の薄さからして正統派な小籠包という印象でした。ただし、皮が薄い分、中の肉汁がすでに染み出しているものもありました。この価格でこのクオリティなら、人気があるのも頷けます。

鮮蝦韭黃水餃(1個9元・5個以上から注文可)

続いて注文したのは鮮蝦韭黃水餃です。1個9元で、5個以上からの注文が条件でした。大ぶりのむき海老がゴロッと入っていて食べ応えがあります。ニラの風味がしっかり効いていて、まさに水餃子らしい美味しさでした。

原汁牛肉麵(150元)

もう一品が原汁牛肉麵です。牛スネ肉の塊がゴロゴロと入っていました。これだけでお腹いっぱいになるほどの量です。
肉の味付けは醤油ベースでやや甘め。五香の風味は控えめなので、五香が苦手な人でも食べやすいです。付け合わせはサニーレタスのみじん切り、ネギ、そして別煮込みの大根でした。大根はしっかり柔らかく煮込まれています。おそらく白だしで煮込んだあっさり系。日本のおでんの大根のようです。


スープはコンソメベースであっさりした味わいです。おかずのスープとして飲めるほどサッパリ系でした。麺は短めのちぢれ麺で、量はやや控えめです。牛肉麵が気になる方は、高雄の牛肉麵の名店・金湯麵食館もあわせてチェックしてみてください。こちらの麺とよく似ています。
口コミで話題の人気メニューと価格帯
実は今回注文した3品以外にも、口コミで評判の高いメニューが数多くあります。以下の列挙してみました。ご注文の際の参考にどうぞ。
- 甜烙餅(甘い焼きパンケーキ):外はサクサク、中はしっとり甘い。食後の締めとして人気
- 蟹味噌小籠包、絲瓜蝦仁湯包(ヘチマと海老の湯包)
- 三鮮蒸餃:皮のぷりぷり感と肉汁が高評価
- 猫耳朶(マオアルドゥオ):コシのある麺で噛みごたえがある
- 炸醤麺、紅油抄手、五更腸旺、酸辣湯なども支持を集めています
価格帯の目安は、副菜1皿40元〜100元、麺類は90〜150元前後です。1人あたりの予算は200〜600元程度を見ておくとよいでしょう。物価上昇が続くなかでも、この価格設定は良心的だと感じました。なお、写真付きのメニューもお箸コーナーにありますので、文字だけではわからないという方でも安心です。

卓上調味料とセルフサービスの仕組み

卓上には醤油、お酢、そして砂糖が置かれています。無料の紅茶と豆乳が用意されており、追加で甘くするためのもののようです。ただし、紅茶も豆乳もすでに十分甘い味付けです。

その他の調味料は共有スペースにまとめて置かれています。生姜の千切りもきちんと用意されていました。一方で、黒酢は置かれていませんでした。
小皿のおかずはメニュー表に載っていないため、セルフサービスで取る仕組みになっています。おかずの種類がかなり豊富な印象です。食器類もテーブルにはありません。セルフサービスです。


会計は後払いで、おかずの小鉢は自己申告制です。支払いは現金のみなので、事前に用意しておきましょう。

まとめ|高雄小籠包を味わうなら厚得福へ
高雄 小籠包の名店を探しているなら、厚得福湯包麵食專賣店は間違いなく候補に入るお店です。100元の鮮肉湯包から150元の原汁牛肉麵まで、価格以上の満足感が得られました。
現地の方に「安くて美味しい小籠包といえば」と尋ねて、教えてもらった一軒です。日本人・韓国人観光客の姿も多く見かけましたが、台湾独特の味付けに慣れない方でも美味しくいただける味付けになっていると思いました。
ちなみに、高雄には他にも小籠包が楽しめる名店があります。地元民御用達の楠梓の小籠包の穴場食堂もあわせて訪れてみてください。最新の営業情報は厚得福の公式Facebookページでも確認できます。
アクセス・地図
住所:No. 214號, Chenggong 1st Rd, Tianxi Village, Lingya District, Kaohsiung City, 台湾 802
最寄り駅:光榮碼頭站から徒歩9分(650m)
営業時間:11:00-21:00
定休日:基本無休(2026年春節は2/16〜2/18の3日間休業、2/19より営業再開。年末年始の詳細は公式Facebookページを要確認)
電話番号:07-2692912

